仕事と趣味の両立

私は仕事人間である

仕事が出来る人間ではない。仕事への漠然とした不安がいつも頭の中を占めている人間である。

世の中の人は趣味に浸る時間は仕事の事はきれいさっぱり忘れているのだろうか。綺麗な気色を見るだけで心身に気持ちの良い風が流れるのだろうか。少なくとも私はそれを味わったことがない。

イルミネーションのキラキラ光る街へ出掛けたところで、「薄汚れた室内オフィスで働く仕事人間」が場所を移動しただけなので、(きれい…)とうっすら声にならない独り言を呟くだけで、仕事を一切忘れて心からリラックスすることなど到底無縁である。自分の下手な仕事内容を反芻してため息をつく事が習慣になっているのかも知れない。なので国内旅行には今のところ興味が無い

 

そんな私が唯一、仕事を忘れて没頭できる瞬間がある。それがスプラトゥーンだ。

正直常にめちゃくちゃ楽しんでやっているわけではない。負け続けの日は違うため息がもれるし、何時間もやっていると「さすがに飽きてきたな」と思う時もある。

ただ、スプラトゥーンだけはなぜか私に仕事を忘れさせてくれるのである。

スプラトゥーンは忙しいゲームだ。塗りやキルに必死で他の用を思い出す隙を与えない。レギュラーステージプレイ中に、武器変えたいななどと考えていても、一旦終わると問答無用で「続ける!」ボタンを押している自分がいる。武器をカスタムする暇さえ与えないゲームなのである。

 

だから私は今日もきっとスプラトゥーンをする。予定が迫っていようと、するものはする。毎日私は戦っているのだ(ちなみに激よわ